麻の肌掛け布団の手洗い方法(推奨)

当店の麻の肌掛け布団はご家庭で洗濯できます

麻は発散性が髙く、脱水、乾燥がしやすい素材です

洗濯をするとキレイになりますが、洗い方でお布団を傷めてしまい
長持ちしなくなってしまいますので当店の麻肌掛け布団の推奨手洗い方法をご紹介いたします

年に一度(1シーズン)くらいのペースでお洗濯をなさりたい方はこちらの方法にてお願いいたします

イメージ写真は店主が長年愛用している麻の肌掛け布団(柿渋染め)です 使用感のあるお布団の写真ですがご了承ください(下の写真は干して乾燥後の写真です)

① お布団を畳み、お風呂の湯船に置き、お布団が浸かる程度にお湯を張り、中性洗剤を入れ、15分程度浸け置いてください 洗剤の量は1ccとか少量で結構です

② 浸けおいたら手で優しく押し洗いしてください

③ 洗ったお湯を捨て、また新たにすすぎのために同様にお布団が浸る程度にお湯を張ってまた15分程度浸け置いてください

④ 浸けおいたら、優しく手で押し洗い(すすぎ)、手で優しく押して脱水してください

⑥ ある程度水分を押し出して、お風呂場で吊るせたら、30分程度吊るして水分を出してあげてください

⑦ 外で天日干しをしてください 麻の肌掛け布団でしたら、夏でしたら1日あれば乾燥できると思います(干す環境・日当たり・風の通り具合で多少誤差はあるかもしれませんのでご了承ください)
お布団がかなり水を吸って重くなっていますので、干し方はこのように斜めに吊るしてあげるとお布団の角から水が落ち、引っかかって吊るされている部分への水の重さからの生地やワタへの負荷も分散します

↑の写真、掛け布団の方が面積が大きく、分かりにくいかもしれませんので当店のパッドを干している写真も載せますね ↓

オススメはこのような干し方です

洗濯機でお布団を頻繁に洗うのは側生地と中綿に大きく負担がかかってしまい、長持ちしなくなってしまいます

この方法で洗うと手間はかかりますが、仕上がりも良く、乾燥後の使用感も非常に快適ですのでどうぞご参照になさってください